倫政受験者必見!センター9割超え、2次試験対応もできるオススメ参考書

 

f:id:hero9383:20161118162935j:plain

倫理・政治経済ってマイナーな科目で、勉強してる人も少ないと思うんですが

社会科目の中でもかなり穴場なんですよね。

 

覚える人名は圧倒的に少ないし、早稲田や一橋などは2次試験でも倫政科目があるんですが、

他の社会科目と比べると問題のレベルも受験者のレベルも低いので、実は狙い目なんです。

 

僕は倫政で早稲田政経・法と一橋法を受けたのですが、すべて受かりました。手ごたえもあったので、得点源になっていたと思います。

(ちなみに僕は浪人で文転したので、倫政の勉強期間は現役生と同じ1年間です)

 

倫政を選択したのは、

 

・高校時代は地理選択だったが、地理を2次で使うのはかなりリスキー

・世界史や日本史は覚える量が多く、一から始めたのではハンデが大きすぎる

 

という理由からでしたが、結果として正解でした。

 

とはいえ通っていた大手予備校でも、倫政の2次対策の授業は中堅私大レベルまでしかなく、ほとんど独学でやりました

 

それではこれから、僕の独学を支えた倫政オススメ参考書を紹介していきたいと思います。

 

~目次~

  1. 倫理用語集(山川出版社
  2. センター試験のツボ 倫理 (桐原書店
  3. 学校の倫理資料集
  4. 用語集 政治・経済 (清水書院
  5. センター試験のツボ 政治・経済 (桐原書店

 

 

 

1.倫理用語集(山川出版社

倫理用語集―新課程用

倫理用語集―新課程用

 

 言わずと知れた社会科目の鉄板用語集。説明不要でしょう。

 

2.センター試験のツボ 倫理

センター試験のツボ倫理

センター試験のツボ倫理

 

 河合塾の中川先生の本です。塾講師以外にも大学の非常勤講師をしていたりと、その実力は本物。

実は浪人時代に僕はこの人に教わっていました。

哲学者一人一人に関するエピソードが非常に豊富で、とても面白い授業でした。顔は小藪に似てます(笑)

 

3.学校の倫理資料集

僕は持ってなかったので浪人時代の友達からもらいました。

倫理は勉強してると単語や言葉だけ記憶してしまいがちなので、資料集のように図で大まかなイメージができるものも持っておきましょう。

 

4.用語集 政治・経済 (清水書院

用語集 政治・経済・最新版

用語集 政治・経済・最新版

 

 一橋、早稲田の2次で政治経済を使うなら山川のものではなくこちらを使いましょう。

なぜなら制作陣の上原行雄・大芝亮は一橋の教授、山岡道男は早稲田の教授だからです。

 それだけでなく、中のレイアウトも山川のものと比べて明るくてキレイなので使いやすいです。

山川の重厚な感じも嫌いではないですが。

 

5.センター試験のツボ 政治・経済 

センター試験のツボ政治経済

センター試験のツボ政治経済

 

 畠山先生は代ゼミの超人気講師です。

私は浪人期夏期講習だけこの人の授業を受けましたが、政治経済の教師陣の中では最も実力があると感じました。社会情勢と結びつけるのが非常に上手いです。

中東の紛争とかって結構あやふやに覚えてません?そのあたりをバチッと解決してくれます。

 

 

 

~番外編~ 僕が読んだ本・サイト

一橋の青本に受験生へのメッセージが載ってるんですが、

そこで勧められていた本やサイトの中から、実際に僕が使用して役に立ったものを紹介します。

 

新書が多いですが、新書は社会人が手軽にさっと読めるように作られているので

それほど厚くなく高校生でも時間をかけずに読めます

それに「覚えなきゃ」というプレッシャーもないので精神的にも楽ですし、

他の受験生とも差を付けられるので一石二鳥です。

 

 

・哲学マップ(倫理)オススメ度★★★★

哲学マップ (ちくま新書)

哲学マップ (ちくま新書)

 

 哲学の歴史の流れをわかりやすくまとめてあります。デカルトヘーゲルなどの分かりにくい思想も、図付きで詳しく解説しています。

倫理の資料集と併用するとかなり効果が上がります。

 

 

・高校生のための経済学入門(経済)オススメ度★★★★★

高校生のための経済学入門 (ちくま新書)

高校生のための経済学入門 (ちくま新書)

 

 著者の小塩隆士氏は一橋大学の教授です。

高校生向けとあって、「3面等価の原則」「GDP算出方法」等を教科書以上に詳しく解説してあり、非常におすすめの一冊。

 

 

憲法と平和を問いなおす(政治) オススメ度★★★★☆

憲法と平和を問いなおす (ちくま新書)

憲法と平和を問いなおす (ちくま新書)

 

著者の長谷部恭男氏は東大教授で、憲法学会ではかなりの有名人です。

大学の法学部の授業でも良く名前を聞きます。

最近は憲法改正案などのニュースもあるので、時事問題対策にもなる一冊。

 

 

・小さな政府を問いなおす(政治・経済) オススメ度★★★★☆

「小さな政府」を問いなおす (ちくま新書)

「小さな政府」を問いなおす (ちくま新書)

 

 岩田規久男氏は新書で初学者向けの経済学の本をいくつか出しています。

どれも読みやすくてオススメです。

 

 

憲法第6版(政治) オススメ度★★★☆☆

憲法 第六版

憲法 第六版

 

多くの大学の法学部の憲法の授業で教科書にされている本です。著者の故・芦部氏は日本憲法界のレジェンドなので、法学部志望の受験生は思えておくと良いでしょう。

ハードカバーで分厚い本ですが、憲法の概念や条文を、実際の事件のエピソードも交えながら詳しく解説してあります。

教科書になるだけあって、分かりやすいです。

僕は大学入学時に既にこれを持っていたので、なんとなく優越感に浸っていました(笑) 

 

 

・経済白書(経済) オススメ度★★★★☆

経済財政白書/経済白書 - 内閣府

割と分量がありますが、 とりあえず今年度と昨年度のものは目を通しておきましょう。

よくわからなくてもいいです。どこの国が勢いがあるか、日本経済はどうなってるかが大まかに分かればよいので、あまり読み込まずにササッとアバウトに把握しましょう。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

さいごに

 

倫政は参考書や教えられる人が少ないので、「いかに自分で情報収集するか」が大事になってきます。

常識に捉われて教科書や参考書だけやっていても絶対に足りません。

情報は参考書以外にもあらゆるところから得られます。

 

こういった情報収集力が鍛えられるのも倫政受験の良いところでもあるし、

情報力は大学や社会に出てからも必ず役に立ちます。

 

僕は倫政受験の苦労も知っているので、倫政受験生を本当に応援しています。

 

質問があったらコメントでも受け付けるので、遠慮せず聞いてくださいね。

 

それでは!